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ブログに「大子町ワークショップ「ひょひ台をつくろう!」に参加してきました」をアップしました

ブログに「大子町ワークショップ「ひょひ台をつくろう!」に参加してきました」をアップしました

大子町ワークショップ「ひょひ台をつくろう!」に参加してきました

なんと1年7か月ぶりにブログ更新です。これもすべてコロナ禍のせい、と言い訳をしておきます。
12月4日(土)、茨城県久慈郡大子町にある大子町立中央公民館で開催された、大子町地域おこし協力隊主催のワークショップ「ひょひ台をつくろう!」に参加してきました。
「ひょひ台」と言われても、何のことか分かりませんよね。まずはそこから説明します。
大子町は良質な楮(コウゾ)の産地で、那須楮として流通してきました。最近は「大子那須楮」としてブランド化しています。
和紙は楮、三椏(ミツマタ)、雁皮(ガンピ)が三大原料と言われています。特に楮は最も多くの紙に使われているものです。
大子那須楮はユネスコの無形文化遺産に登録されている本美濃紙や、重要無形文化財保持者(人間国宝)の岩野市兵衛さんが漉く越前奉書紙の原料です。
大子那須楮に関しては、NPO法人 文化財保存支援機構のセミナーで大子町を訪れたこともあります。詳しくは以下をご参照ください。

「NPO JCPのブログ」
https://ameblo.jp/jcpnpo/entry-12443790457.html
https://ameblo.jp/jcpnpo/entry-12443792783.html

大子那須楮は製品としては黒皮、甘皮(緑皮)を取り去って、白皮で納めるのが特徴です。
この皮を取る時に「表皮(ひょひ)取り台」「表皮台」という、大子町独特の道具を使って作業をします。
これは大子町でしか見られない道具で、座る部分と作業をする部分が一体になっている、非常に効率のいいものとなっています。

写真が表皮取り台です。
詳細はブログをご覧ください。

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