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ブログに「寒糊煮と過去の糊の調査を行いました。」を掲載しました。

ブログに「寒糊煮と過去の糊の調査を行いました。」を掲載しました。

2016年3月に、寒糊煮のことをブログにアップしたことがあります。 今回は糊の種類や保存方法に、新たなやり方をしていますので、もう一度寒糊煮を紹介したいと思いアップしました。 糊の種類と保存方法の違いとは。ただ保管するだけではなく、調査、保存のための作業、記録についてもお話しします。 詳しくはブログをご覧ください。 伝世舎blog日日是好日

過去のブログ紹介 寒糊を煮ました。

過去のブログ紹介 寒糊を煮ました。

過去のブログ紹介、今回は寒糊を仕込むお話しです。 修理や表装で使う糊は生麩(正麩)という小麦粉澱粉を煮たものです。 糊はその都度煮て使います。寒糊とは、冬の一番寒いときに煮た生麩糊のことを言います。 それを瓶に入れて数年~10年くらい寝かせます。寝かせた糊を古糊と言います。 古糊は、掛軸や巻物などの巻いたり広げたりするような柔軟性を必要とする表装作品の裏打ちに使います。 長い間寝かせているので、もちろんカビが生じ...

過去のブログ紹介 修復に使う糊のお話し ~打ち刷毛を使って~

過去のブログ紹介 修復に使う糊のお話し ~打ち刷毛を使って~

今回は、修復に使う糊のお話しです。 接着剤は、接着力が強くて剥がれない方が良いというイメージはありませんか? ところが修復に使う接着剤は、剥がせることが重要なんです。 修復をする作品は、長い年月を経てたり、損傷があったりと脆弱化している状態です。 強力な接着剤で貼った紙を剥がそうとすると、作品が剥がす力に耐えられなくて、 もっとボロボロになる危険性があります。 将来の修復や、作品に損傷が生じた場合に、作品に負...